2008年02月13日

ダウンロード違法化はニコニコ動画に表面上、大きな影響は与えない

今しがた、ニコニコ動画ランキングでこのような動画を見かけてきました。

(URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm2312113

筆者は問題の中身については把握しているつもりなので、動画自体は見ていません。あしからず。

さて、今回初めてこの件を聞いた人のためにまず最初に触れておくと、ダウンロード違法化法案というのは
「ユーザーが、それを違法な物だと知った上で著作物をダウンロードした場合、罰則が科せられる」
というものです。

これはもちろん全ネットを揺るがす大問題なのですが(直下のリンク参照)、これが何故ニコニコ動画でも騒がれているかというと、ニコニコ動画は動画を見る際、その仕組み上、動画を「ダウンロード」しているからです。

参考文献
おいらの著作物が、ネット上に勝手にアップロードされてます! : ひろゆき@オープンSNS(ダウンロード違法化が全ネットを揺るがす端的な一例)
YouTubeの視聴は「ストリーミング」ではなく「ダウンロード」です - GIGAZINE(ニコニコ動画と似た仕組みのYoutubeで問題になっている話)

これが「現在の」ニコニコ動画に与える影響は計り知れません。本編動画は無論の事、あらゆるMADというMADすべてを見た場合に、罰則が科せられてしまいます。

しかし、これは「現在の」ニコニコ動画でこそ問題になりますが、将来的に、大きな問題では無くなる可能性は大いにあります。問題を回避する手段に、以下の二通りが考えられるからです。

  1. 動画の視聴をストリーミング方式にする
  2. 視聴する動画そのものを合法にする

まず1から説明します。

現在のニコニコ動画は視聴の際、動画をHDD上に保存する「ダウンロード方式」を取っているのですが、これをHDD上には保存しない「ストリーミング方式」に切り替える事によって、同法からの影響を回避する事ができます。

仕組みを根本から切り替えるわけなので、勿論それには莫大なコストがかかる事になりますが、それさえ乗越えられたなら、ニコニコ動画は(表面上は)現在のままで続いてゆく事ができます。

次に2(視聴する動画そのものを合法にする)についてです。

一見してあまり現実味のない話なのではと思う方もおられるかも知れませんが、実はこれについては、全く新しい取り組みというわけではありません。

例えば、ニコニコ動画自身はJASRACと提携を結んでおり、現在では「歌ってみた」「演奏してみた」等の動画は、殆ど全てが合法になっています。

また、同系サービスのYoutubeでは、角川グループと提携し、なんと同社の作品を利用したMAD等の動画について、公開後に承認さえ降りれば、すべて合法の動画として、公開を継続・(上記法案が成立後も)視聴してゆく事ができます。

Youtubeの動きは理想的ですが、ダウンロード違法化法案が通った場合、変化を余儀なくされたニコニコ動画も、これに追随しようとする可能性は少なくありません。

いずれにせよ、サービスの利用が危険であればユーザーは寄り付かなくなってしまうので、各サービスとも、危険を取り払う何らかの措置は試みるはずです。

万一同法案が可決しても、ニコニコ動画は(表面上)あまり変わらないのではないでしょうか。本編動画なんかは、どう転んでもなくなりそうですが

あと、思いついたので追伸。国内ではYoutubeをも凌駕しているニコニコ動画のサービスなので、閉鎖をするような可能性はあまり心配しなくても良さそうです。多分

ここまでの長文、最後までご一読ありがとうございましたm(__)m

posted by カシューカ at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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